ふるさと納税とふるさと割の違いは? どっちが得?

ふるさと納税とふるさと割の違いは? どっちが得?
NEWSポストセブン3月18日(金)11時0分

Y315768052 すっかり有名になった「ふるさと納税」は、居住地以外の自治体に2000円以上の寄付をすると、「2000円を超える部分」の寄付金額が所得税や住民税から控除されるというもの。

 たとえば1万円を寄付すると税金が8000円安くなるうえ、自治体から特産品などを「返礼品」としてもらえるうれしい制度だ。

 2008年に始まったふるさと納税の寄付金は2014年に140億円を超え、当初は約3万人の寄付者は2014年に13万人まで急増した。爆発的な人気の秘密はユニークな「返礼品」だ。

 たとえば鳥取県鳥取市は1万円以上の寄付で、「鳥取砂丘パラグライダー半日体験」を提供し、岩手県二戸市は10万円以上の寄付で、「りんごの木のオーナー権」を提供する。もちろん、高級ステーキやマグロ、ふぐや和牛など定番のグルメ系も豊富にある。

 うれしいことに2015年度の税制改正でふるさと納税による寄付の上限が個人住民税の1割から2割にアップした。ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんはこう説明する。

「しかも会社員の場合は、寄付する先が5団体までなら確定申告も不要になり、さらに手軽になりました。また年収が低めな人は、所得税よりも住民税を多く払っている可能性があるので、減税効果は高まるかも」

 確定申告など年度末のお金の調整が一段落した新年度こそ、新しいお金の使い道としてぜひお試しを。

 一方で、知名度はふるさと納税に劣るが、おトク度は負けていないのが「ふるさと割」だ。国が取り組む地方創生事業の1つで、特産品やトラベル商品を割引価格で購入できる。

 品物は各自治体のアンテナショップなどで直接購入するか、大手ショッピングサイトや旅行会社のサイトで旅行クーポンを獲得して利用する。

 提供される品々はブランド米やブランド和牛、海鮮特産品などよりどりみどり。数多くの宿泊プランもある。都内に住む主婦(48才)は昨年、ふるさと割で旅行を楽しんだという。

「和歌山のリッチな露天風呂つき部屋の宿泊旅行を利用しました。割引額は1万5000円です。とってもお得でしたよ。クーポンは即日配布終了することもあるので、行きたい場所を見つけたら発行日にダウンロードしましょう」

 ふるさと割は2015年度予算で割り当てられていたため、3月末でいったん終了するが、「大好評だったので4月以降も続くかも」(畠中さん)とのこと。GWや夏休みを見据えて目が離せない。

ふるさと割とは、平成27年度予算で、国が取り組む地方創生事業の「地域住民生活等緊急支援のための交付金事業」のひとつです。対象県に泊まる宿泊プラン料金から助成が受けられる大変お得な取り組みとなっています。日本全国お得に旅をするなら今ッ!!

「地域住民生活等緊急支援のための交付金」について

「地方への好循環拡大に向けた緊急経済対策」(平成26年12月27日閣議決定)により、「地域住民生活等緊急支援のための交付金(H26年度補正予算)」が平成27年1月9日に閣議決定されました。
この「地域住民生活等緊急支援のための交付金」は、都道府県及び市町村に配分される交付金で、「地域消費喚起・生活支援型」と、「地方創生先行型」があります。