オーナー制度の「大根の一本漬け」 岩手県西和賀町

大根の一本漬け全国に 西和賀 発送作業進む

kita_daikon-1-163x240 大根の一本漬けを出荷するためにケースに雪を詰めるスタッフ

 西和賀町の第三セクター・西和賀産業公社(代表取締役社長・細井洋行町長)は、まとめて購入できるオーナー制度で注文を受けた冬の特産品「大根の一本漬け」の発送作業を進めている。地域資源の“雪”を活用し、保冷用としてケースに詰め込んで全国に出荷。ユニークな取り組みで届けられる雪国に伝わる冬の味覚が、利用者から好評を得ている。

 一本漬けは、古くから伝わる製法で受け継がれてきた冬の味覚。減塩、薄味で、パリパリとした食感が特徴。西和賀でしか味わえなかった冬の味覚を一般にも広く味わってほしいと考え出したのがオーナー制度で、2015年シーズンは2万本の販売を目指している。

 発送作業は同町上野々の加工場で昨年12月19日に開始。同公社のスタッフが、注文を受けた本数通りに袋詰めした大根を発泡スチロールのケースに入れた後、周辺に積もっている雪を敷き詰めて全国へ届けている。

 同公社によると、ピークの年末に比べると少なくなっているものの、現在も発送作業は連日行っており、2月上旬まで続くという。

 廣瀬稔副部長は「皆さんから『おいしい』と好評を得ているので、今回も喜んでもらえるように、しっかり吟味して仕上げた商品を届けたい」と意欲を語る。

 同公社は引き続き、オーナー制による大根の一本漬けの注文を来月上旬まで受け付ける。1本450円(消費税込み、送料別)で5本から注文可能。

 送料は全国一律で1箱700円(消費税込み、10本まで発送可能)。問い合わせは同公社=0197(82)2211=へ。

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