吉祥寺の長崎うどん店が2周年 冬は「長崎おでん」の注文増える

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吉祥寺の長崎うどん店が2周年 冬は「長崎おでん」の注文増える
2015年11月17日

 吉祥寺の長崎うどん店「ふじのや」(武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-27-5671)が2周年を迎えた。3度目の冬を前に「長崎おでん」の仕込みに余念がない。

「長崎おでん」の大根とたまご

 「長崎おでん」の特徴は、「長崎うどん」の出汁(だし)の中に、具としても使われる「揚げかんぼこ」と呼ばれる長崎特有の薩摩揚のうち、じゃこ天、あじ天を入れ煮込むことにより生み出される独特の香り。元となる「長崎うどん」の出汁は、長崎市内で大正時代に創業し100年続く老舗のうどん店の味を手本に、アゴ出汁にアジ、サバ、イワシ、カツオの削り節などをオリジナルブレンドしており、色は薄く魚介の優しい味がする。

「長崎市民にとって『長崎うどん』はソウルフード。そして食べる際、うどんの麺ではなく『出汁』を頂く感覚が強い。出店するにあたり、出汁にこだわり、店で使うしょうゆのほか、多くの食材や調味料をうどんの麺とともに長崎から取り寄せている」と話すのは、自身も長崎に住んでいたことのある店長の川村誠さん。うどん店のメニューにおでんがあるのは「長崎市では、ラーメン屋になぜか『長崎おでん』があった。それならば『長崎うどん』の店に『長崎おでん』が一緒にあってもいいのではと考えたから」。冬には「長崎おでん」の注文が増えるという。

 開店から2年2カ月。長崎出身者が出汁の味に地元の懐かしさを求めて来店するほか、東京出身者にも常連客がいるという。「より多くの人、地域にこの味を知ってもらいたい」と川村さん。「『この出汁、この麺、この具でないと本物のうどん・おでんではない』と一つに絞らず、『長崎ではこれがうどん・おでんなのか』と新しい価値観を発見してもらえたら」とも。

 営業時間は11時~22時(休憩時間は15時~17時、土曜・日曜・祝日は16時~17時)。

東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目1−9