県アンテナ店、来客33万人「いしかわ百万石物語・江戸本店」

県アンテナ店、来客33万人
2015年11月04日

concept_photo 県のアンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」(東京・銀座)のオープンから1年間の来店者数が、旧店舗の7倍以上の33万4104人に達したことが県のまとめでわかった。同時期に銀座に開店した長野県のアンテナショップに比べ、来場者数は半分以下だが売り上げは上回っており、県は「順調なスタート」としている。

 アンテナショップは昨年10月、北陸新幹線開業に向けて首都圏での発信を強化する狙いで県が設置し、賃料は年間1億900万円。

 県が、オープンした昨年10月8日から1年間の状況を集計したところ、売り上げはイベントへの出店などを含めると3億1162万円だった。うち、店内の販売のみでは2億7532万円で、旧店舗との年間の売り上げ比較で3・8倍となった。菓子や水産加工品の売れ行きが好調という。購買者の性別は、男性の28%に対して女性が72%と圧倒的に多く、年齢は40歳代以上が76%を占めた。

 昨年10月26日に開店した長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」は、目標の35万人の倍以上となる78万7158人が来店。売り上げは2億1240万円だった。県産食材を使った料理教室など、イベントを毎日のように開催しており、リピーターが増えているという。

 いしかわ百万石物語・江戸本店は、開店1周年を機に、売れ行きを見ながら販売商品を約300点入れ替えたといい、今後の展開について「1年目は北陸新幹線開業などが追い風になった。今後はしっかりとリピーターを増やしていきたい」としている。

 一方、金沢市が東京・銀座に設けた「dining gallery(ダイニング・ギャラリー)銀座の金沢」も10月30日に1周年を迎え、市は抽選などの記念企画を実施している。同店には9月末までに約12万5000人が来店し、売り上げはおよそ9300万円だった。市は来店者数を月1万人、売り上げは年間1億円程度と見込んでおり、いずれも達成できる見通し。担当者は「金沢の工芸や食文化の魅力発信をする拠点の役割を担っており、開設の目的は十分達成している」と話した。オープンから5年の時点で継続するかを含めて見直すという。

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